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ドイツと言えばやっぱりビール!part3-ドイツ人の愛するFood&Drink

ドイツと言えばやっぱりビール!part3-ドイツ人の愛するFood&Drink

ドイツビールの製法は大きく分けて2種類!

前回の記事で、「ドイツでは、ビール製造にホップ・麦芽・水・酵母だけを使用する」ということはお伝えしましたが、ドイツビールの製造方法は大まかに分けて製法は2種類あります。

◾︎下面発酵ビール
中世以降に始まった造り方で、5度程度の低温で発酵させるビール。最終段階で、酵母がタンクに沈むことからこの名称が付いています。発酵期間は7~10日程度で、熟成期間は約1か月
ラガー(LAGER)と呼ばれるタイプ

◾︎上面発酵ビール
古くからの造り方で、20度前後の高温の中で発酵させるビール。発酵中に酵母が表面に浮いてくることからこのような名称が付いています。発酵期間は3〜4日程度で熟成期間は約2週間。
エール(ALE)と呼ばれるタイプ

下面発酵ビール

Lager(ラガー) 
エリア:ドイツ全域 
15世紀頃にバイエルンで初めて製造された、下面発酵ビールの総称。ラガーの語源は、ドイツ語の「Lagern・ラーゲルン(貯蔵する)」という由来から。

Pilsner(ピルスナー) 
エリア:ドイツ全域 
黄金色をしたライトで切れのある喉越しで、日本の主流ビールに近い味です。ドイツ全国で醸造されており、全国の売り上げの6割を占めています。特にドイツ北部で好んで飲まれているビール。

Münchner(ミュンヒナー) 
エリア:ドイツ南部、ミュンヘン
19世紀にミュンヘンで製造された黒ビールの一種で、麦芽の香りの強い、パワフルな味わいのミュンヘンのビール。当時は黒に近い色をしていましたが、現在は明るめの色が一般。

Helles(ヘレス) 
エリア:ドイツ南部
ミュンヘンで主に飲まれているラガービールです。ミュンヘン子にとっては「ビールと言えばヘレス」なミュンヘンっ子にとっては欠かせないビールです。ミュンヘナーを淡色にしたもので、ほんのり甘みが効いたまろやかな口当たりが特徴。500㎖が通常の量ですが、ミュンヘンの有名ビアホールなどでは1ℓジョッキで出て来ます!

Dunkel(ドゥンケル)
エリア:ドイツ南部
南ドイツで飲まれている黒ビール。ちなみに、火で炙った大麦を50%以上使用するために、色が暗くなっています。「ドゥンケル」とはドイツ語で「暗い、濃い」を意味します。ドライな味わいで、麦芽の味わいがとても豊かなまろやかなビール。

Schwarz(シュヴァルツ) 
エリア:ドイツ全域
ドゥンケルよりさらに色が黒いミュンヘン生まれのビール。その歴史は大変長く、1543年にはすでに製造されていました。この時代、シュヴァルツがビールの一般でした。甘さはドゥンケルよりも控えめで、コクのある香ばしいビールです。

Bock(ボック)
エリア:ドイツ全域
ドイツ北部のアインベックが発祥で南ドイツで発展したアルコール度数が6%以上の強いビール。春に出荷される「マイボック・Maibock(5月のボック)」は、ボックよりもアルコール度数が高く、7−12%と更にアルコール度数の高い「ドッペルボック・Doppelbock(2倍のボック)」というものもあります。

https://www.mapple.net/global/column/c_germany/german-beers/
こちらのサイトを参考にさせていただきました

上面発酵ビールについてはまた別の記事でお届けします♪

ドイツビールについて、シリーズでお伝えしていこうと思います。
次回の記事をお楽しみに♪
前回の記事はこちら→
・Part1→
・Part2→
・Part4→

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