もともと、ヨーロッパで最初にお茶を輸入した国はオランダでした。1602年にジャワを拠点に世界初の株式会社となる貿易会社・オランダ東インド会社を設立。その後、日本の平戸にも商館を置き、ポルトガルに先んじて東洋における貿易を独占しました。
初期にヨーロッパへ渡った茶は、緑茶であったとされています。その中には、日本からの緑茶も含まれていたとの記録があります。お茶は現在の福建省の港から、海路ヨーロッパへ運ばれ、オランダの首都アムステルダムはヨーロッパにおける最古で最大の茶市場として栄えました。
今でこそお茶の大消費国になっているイギリスも、最初はオランダからお茶を輸入していたのです。
参照:キリンホールディングスHP
そんなヨーロッパ諸国に先駆けてお茶を輸入していたオランダに面していたオストフリーストラントは紅茶をよく飲む地域と発展していきました。