All about Germany

ドイツのペット情報ー犬編

ドイツのペット情報ー犬編

犬と子供のしつけはドイツ人にさせろ🐕

『犬と子供のしつけはドイツ人にさせろ』これはドイツのことわざです。
ドイツはペット先進国と言われています。犬を飼う人は、税金を払い、きちんとしつけができるよう、ドッグスクールに通わせています。
ドイツは街中に犬がいる光景が当たり前で、愛犬に対する愛護意識が高く、法令等もしっかりと整っており、飼い主と愛犬が一緒に安心して暮らせる国です。
愛犬と電車に乗ったり、レストランも一緒に入れるところも増えています。
公共の場所で犬がちゃんと大人しくしているの?と心配になる方もいるかもしれませんが、ドイツでは一般的に愛犬をドッグスクールに通わせているので、しっかりとしつけができている犬が多いのです。

ドイツ人と日本人のしつけに対する考えの違いとは?

日本人が飼い犬をドッグスクールに通わせるのは、「言うことを聞かない」「吠え癖が直らない」などの悩みが要因が多いと思います。
しかしドイツ人の場合、しつけに困ったからドッグスクールに通わせるのではなく、問題が起きる前にしつけをきちんと行うべきという考え方が共通認識として存在しています。 特に子犬の時期は可愛いからとついつい甘やかしてしまいがちですが、ドイツ人は子犬だからこそドッグスクールに通わせるのです。子犬のうちに正しいしつけを行うため、ドイツの公共の場でみかける犬は大変落ち着いていて、飼い主に従順です。

犬に関するきまりや習慣

・犬だけで10時間以上留守番させてはならない
・外気温が21度を超える場合、車に犬を置き去りにしてはならない
・1日最低2回、計3時間以上屋外やドッグランに連れて行かなければならない
・犬を飼育する人は犬税を支払う
・動物救急隊が存在するので24時間いつでも対応してくれる
・原則殺処分は行わず、飼い主がいない犬はティアハイムという保護施設で生活する。

ペットフードに関するきまり

・ペットフードの原料はすべて人が食べられる基準のものを使う
・ペットフードに合成添加物を使用しない、遺伝子組換えの食材を使用しない
・ペットフードはEU法※1の規則に従い製造する
・FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)※2に加盟している団体があり、規則に従っている
※1 EU法とは・・・動物の健康と福祉を考慮してつくられたペットフードを含む飼料全般についてのEU(欧州連合)共通の規則です
※2 FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)とは・・・「安全なペットフードの製造に関する実施基準」の策定やフードの栄養等に関する基準を策定している団体です

ペットフードを取り上げた記事もご覧ください

No.1 ドイツペットフード 250年の伝統 !

犬に関するドイツ語 講座
・犬       m Hund     フント
・飼い主     m Hundebesitzer フンデベズィッツァー
・ドッグスクール f Hundeschule  フンデシューレ
・犬税      Hundesteuer  フンデシュトイアー
・犬小屋     f Hundehütte    フンデフュッテ
・散歩する    spazieren    シュパツィーレン
・吠える     bellen        ベレン
・番犬      m Wachhund    ヴァッハフント

犬の鳴き声はドイツ語、「Wuff! Wuff!」もしくは、「Wau! Wau!

ドイツが原産国の犬をご紹介🐩

アーフェンピンシャーAffenpinscher

クロムフォーレンダーKromfohrlander

ジャーマンシェパード
German Shepherd

ジャーマンスピッツ
German Spitz

ジャーマンハンティングテリア
German Hunting Terrier

ドーベルマンピンシェル
Dobermann

ユーラシア
Eurasier

ランドシーア
Landseer

レオンベルガー
Leonberger

クライナーミュンスターレンダー
Kleiner Munsterlander

他にもドイツが原産国の犬はたくさん♪
ポメラニアンやダックスフントやピンシャーなどもドイツ原産の犬種だそうです。
どの犬もとってもかわいいですね☆
日本でもおなじみの犬種から、日本ではあまり見かけない犬種までいろいろいますが、超大型犬のランドシーアやレオンベルガーに抱き着いて思う存分もふもふしてみたいです。名前もかっこいい!

Informationカテゴリの最新記事